20233月温泉学会全国大会を兵庫・湯村温泉で開催 ※本大会は終了しました

                  温泉学会会長 藤田勝利

 2019年末以来のコロナ禍のため温泉学会全国大会及び温泉情報交換会開催を3年余り延期してきましたが、新型コロナ感染の終息はまだとはいえ、規制緩和への方向転換がなされつつありますので、不退転の決意で2023年3月11日(土)と12日(日)の両日、兵庫・湯村温泉で開催することを理事会で決定いたしました。それに基づき、会長・副会長・実行委員長・事務局長の4名が現地関係者との打ち合わせのため湯村温泉に訪問しました。

 湯村温泉のある新温泉町は平成17年10月に浜坂町と温泉町が合併してできた新しい温泉天国(自称)の町です。商工観光課職員の案内で、西村銀三町長と面談して全国大会開催協力のお願い、現地報告予定者である山陰海岸ジオパーク館の谷本勇・調査専門員、但馬牛博物館の野田昌伸・副館長らと報告内容の聴取などをして、興味深い知見を得ることができました。谷本氏は自ら採集した様々な岩石を示しながら山陰ジオパークにより証明される日本列島の形成について、野田氏は但馬牛が全国の和牛のルーツとされる黒毛和牛の素牛であり、その中の良質の牛肉が神戸ビーフとして世界的に知られていることや但馬ビーフ、神戸ビーフの美味しさの秘密など、いくら時間があっても足りないほど詳しく説明していただきました。ランチタイムに少し時間があったので「リフレッシュパークゆむら」近くのレストラン楓で本物の但馬ビーフのステーキを賞味しましたが、顎が落ちそうに思うほど美味しかったです。もちろんそれ相応の値段がします。今回の現地報告は温泉とはあまり関わりない内容になりますが、湯村温泉の魅力を際立たせる魅力的な話ですので、楽しみにしてください。

 湯村温泉は吉永小百合主演のNHKドラマ「夢千代日記」で知られていますが、848年慈覚大師によって発見されたという源泉の「荒湯」は98度の熱湯が毎分470リットル湧出しおり、その高温の湯壺を使って卵や芋などを茹でることができますので、試してみてください。私の好みではありますが、水着着用ながら5つの混浴露天風呂、特に洞窟展望風呂や落差3メートルの滝風呂のある「リフレッシュパークゆむら」や日帰り温泉「薬師湯」の入湯もお勧めです。

 3年ぶりの全国大会ですので、会長として少しでも盛り上げたい気持ちが後押しして懇親会で余興を何か皆さんにご披露しようと考えております。私の準備だけでなく舞台や共演者の同意も必要ですので、ハードルは高いですが、何とか実現するつもりです。

 このような形で兵庫・湯村温泉大会を開催できるようになりましたのも宮本大会実行委員長のご尽力のお陰です。延期に次ぐ延期で湯村温泉に数えきれないほど足を運んでいただき、現地関係者との打ち合わせや調整をしていただきました。会員の皆様を代表して厚くお礼申し上げます。

今後とも、引きつづき温泉学会にご支援とご協力を切にお願いいたします。

 

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