東京2020オリンピックの開幕と温泉学会指宿温泉大会のお知らせ

 平素は、温泉学会の諸行事にご参加・ご協力いただき誠にありがとうございます。

 コロナ禍のため1年遅れましたが、その終息を待つまでもなく東京2020オリンピック・パラリンピック開催されることになりました。首都圏では緊急事態宣言が発出され、大半の競技が無観客になりましたが、テレビやラジオ、新聞等でオリンピックの熱戦が報道され、新型コロナ感染拡大の懸念を吹き飛ばすほど、主役のアスリートはもとより多くの国民が感動し、元気をもらうことは間違いないでしょう。しかし首都圏を中心に感染拡大が加速しており、子供たちの運動会や全国の伝統行事の中止が相次ぎ、東京オリンピック・パラリンピックが最後まで大過なく終わるのか心配する人は少なくありません。

 感染拡大の防止と予防のため各種のワクチン接種や治療薬の開発に期待したいところですが、65歳以上の高齢者のワクチン接種はかなり進展したとはいえ、若い世代の接種が欧米諸国に比べて遅れており、特に変異株の浸透により、なかなかコロナ禍終息の見通しが立ちません。

 当面の新型コロナウイルス感染防止対策は、2回のワクチン接種を終えた人でも、日常生活の心得として、免疫力が低下しないように注意しながら、密閉・密集・密接の三密をできるだけ避け、手洗い・消毒・喚起などありきたりの自衛措置を講じる以外方法はないように思われます。

 昨年、鹿児島・指宿温泉大会を「指宿白水館」で開催予定の全国大会を1年延期するとお伝えしておりましたが、今年2021年9月11日(土)と12日(日)に「指宿白水館」で開催することを理事会で決定いたしました。7月3日から5日まで事前の調整をしていただいております茶山実行委員長ほか数名の実行委員が副実行委員長の蔵前「旅行人山荘」会長の周到な手配により現地の下見と「白水館」の関係者との打ち合わせをしてきました。

 私事になりますが、7月1日に2回目のワクチン接種を終え、副反応も接種部分が少し痛む程度ですみましたので、薩摩焼の里で知られる美山の沈禱官窯元、薩摩の小京都といわれる知覧の武家屋敷・庭園と特攻平和会館など大会参加者の参考になりそうな観光地も見学し、予想外のご利益を受けました。大会会場の「指宿白水館」は5万坪超の広大な敷地にある豪華な海岸の宿で、元禄風呂・砂蒸し温泉と薩摩伝承館は必見です。もしお時間が許すなら、この機会に桜島を遠望できる山の宿・霧島温泉「旅行人山荘」にもう1泊され、4つの貸し切り露天風呂のどれかを満喫されることをお勧めします。

 9月5日には東京2020パラリンピックが閉幕する予定ですので、これまでの巣ごもり生活から新たな第一歩を踏み出されてはいかがでしょうか。宿はコロナ感染対策を万全にしておりますが、可能ならワクチン接種を済ませ、安全で楽しい指宿温泉大会にご参集されますことをお待ちしております。温泉学会ホームページで指宿温泉全国大会について掲載しますので、ご参照ください。

令和3年7月

温泉学会会長 藤田勝利